埼玉アザレアというチーム名は、埼玉県で活動するバレーボールチームの”埼玉”と発足の地である埼玉県坂戸市の市花"サツキ"の英名がAzalea（アザレア）であることに由来します。バレーボールチーム名に花の名前をつけるなんて、なんとなくおしゃれでいいですよね。

それでは他のVリーグのチーム名はどのような意味があるのでしょうか。イメージとしては動物系が多いですよね。チーム名やロゴの由来や思いは各公式ページに説明があると思うので、ここでは2021-2022シーズンにVリーグに所属していた男子チームを分類してチーム名の傾向を探ってみました。

V1のチームでは動物系5チーム、武器系2チーム、昆虫、自然と球技が1チームずつでした。「ジェイテクトSTINGS」と「堺ブレイザーズ」はチームロゴから分類しました。こう見ると印象通りV1のチームは動物系のチーム名が多いですね。

V2のチームはV1に比べてバラエティに富んでおり、言葉3チーム、動物2チーム、神2チーム、植物2チーム、人2チーム、数字、色、武器がそれぞれ1チームでした。植物由来のチームはVリーグ男子では「埼玉アザレア」だけだと思っていたら、同リーグで戦った「千葉ZELVA」も千葉県千葉市の市木ケヤキの学名"ゼルコバ(Zelkova)"からくる植物由来でした。

V3のチームはチーム数が少ないものの、言葉が2チームで最多、V1では一世を風靡していた動物が1チーム、自然が1チームでした。

2021-22シーズンのVリーグ男子に所属するチームの合計は29チーム。その中で植物由来のお肌にも環境にも優しそうなチームは「埼玉アザレア」と「千葉ZELVA」のたったの2チーム。2021-22シーズンはサツキがケヤキとの植物対決を制し、サツキの2勝で勝ち越しました。

サツキとケヤキと並ぶと両方木のように見えますが、花対木の対決ですね。SDGsが叫ばれるこれからの時代に華麗な花と雄大な木という自然派バレーボール2チームには頑張ってもらいたいですね！CO2削減できるバレーボールチームは「埼玉アザレア」と「千葉ZELVA」のみ！

V2には動物や植物、人類を超越し万物の主である神チームが2チームいます。片や北風の神「ヴォレアス北海道」、片や太陽の神「つくばユナイテッドSunGAIA」、イソップ寓話の北風と太陽のおはなしを思い浮かべてしまう太陽有利の戦いの中、バレーボールの結果は1勝1敗の痛み分けとなっています。太陽有利な状況において1勝をもぎ取った北風の神が見事だということですね。これには全王様もおったまげですね。